山口県の玄洋社様の社章について解説させていただきます

山口県の玄洋社様から社章のご注文を頂戴いたしました。遠方からご注文いただきまして本当に感謝いたします！製造方法は銀イブシ仕上げです。材質は真鍮製です。デザインが筆で丸を描いたデザインでした。渋いデザインだったのですが、イブシ仕上げの雰囲気に合ってかっこよくしあがったと思います。今回の型は『玄』の部分は平になっておりますが、それ以外の丸い部分は筆書きのイメージを出すために肉型になっています。この場合の肉型はこう丸といって、断面がかまぼこの断面の様になっております。肉のつけ方は彫刻をする人間のお任せとなりますので、細かい指定はできないです。（大まかなリクエストには対応させていただきます）玄の文字のみヘラで磨いて少し光沢を出しています。尚、一番低い部分（凹の箇所）は細かい石目をつけています。凹部分の加工には石目加工以外にもアラシ加工といったガタガタの加工があります。これら以外にも格子のような柄をつけたり、岩のような柄をつけることが稀にございます。イブシ仕上げは色むらができるのが特徴です。加工をいれることによって色むらが綺麗に見えますので、イブシ仕上げをご注文いただく場合は、加工をお勧めすることが多いです。